根岸森林公園(横浜市中区)では7月31日まで、公園内でジョギングをするランナーに向けた啓発として「健康ジョギング月間」を実施している。今年は春から気温が高くなっていることもあり、公園内で体調不良を訴えるランナーが増加していることから企画。期間中は公園内のカフェで血圧が測れるほか、土日は先着20人のランナーにドリンクをプレゼントするなど、安全にジョギングができるようサポートを行う。
手軽なスポーツとして人気のジョギングだが、安全に楽しむには準備が必要だ。同公園の指定管理を行う横浜植木(横浜市南区)の担当者は「朝食をとらずにジョギングを行い、具合が悪くなるランナーも多い。熱中症予防の呼び掛けを兼ねて、栄養・水分補給について注意喚起を行っていくことにした」と話す。また重症の場合は病院に搬送されることもあり、本人確認のため「1人でジョギングをする時は特に、免許証など身分証明書を身に着けてもらいたい」と担当者。
6月23日には元資生堂ランニングクラブの須永千尋さん、7月7日にはミズノランニングインストラクターの内野雅貴さんを講師に招いたランニング講習会も行う。問い合わせは同社根岸森林公園管理事務所☎045(641)9185。