平塚市を拠点に活動する写真愛好家の作品が集まった「平塚写真連盟展」が14日、同市美術館(同市西八幡)で始まった。6団体計約70人の作品約150点を展示、日常の一こまを生き生きと表現している。19日まで。
今年で結成48年目となる同連盟のメンバーが1年間の成果を披露する。同市内での田植えの様子や砂浜でビーチバレーに汗をかく人々…。路上にたたずむ托鉢(たくはつ)僧や都内の工事現場など、街角の何げない風景を切り取った個性豊かな力作が並んだ。
参加団体の一つ「デジタル写真塾」の角田孝代表は写真歴40年以上。知人から誘われ始めた当時はモノクロのフィルムが主流だったが、現在はデジタルカメラを手に地域のお祭りなどを撮影する。「写真は一瞬の人の輝きを残すことができる」と語る。
同連盟の箭原繁雄会長は「写真愛好家同士、お互いに刺激し合ってレベルを上げる場になってくれれば」と期待する。
午前9時半から午後4時50分(19日は同4時)まで。入場無料。