【2019年4月28日紙面掲載】
※川瀬賢太郎、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者
皆さん初めまして。オーケストラの指揮者をしている川瀬賢太郎と申します。仕事は当たり前ですがオーケストラの指揮。そんな僕が月一回コラムを書くことになりました。全くをもって門外漢です。「やってみません?」と声をかけて下さった神奈川新聞さん…勇気ありますね笑。
これからは音楽の話だけでなく、旅先での珍事、家族の話、愛猫の話などをつづっていこうと思います。初回ですのでまず自己紹介を。もう名前と職業はよいですね。今、僕は神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢という三つのオーケストラを中心に全国を飛び回っています。そもそもなぜ指揮者になろうと思ったのでしょう…。
クラシック音楽好きな父親の影響で、どうやら幼い頃から指揮者になりたかったようです。生活の中に当たり前のように音楽があったことが僕にとって良い環境でした。そもそも僕は今も昔も勉強が苦手。もし勉強という概念で音楽と出合っていたら…今の僕はありません。音楽は自由に感じてよいもの…という話はまたおいおい。それでは。