旧東海道川崎宿を盛り上げようと、その歴史などをテーマに小芝居などを行う「東海道街角アートウイーク」が18、19の両日、川崎市川崎区本町の東海道かわさき宿交流館で開かれる。川崎区文化協会と区の主催。
江戸時代初期に二ケ領用水を掘削した小泉次大夫、江戸中期に川崎宿を復興した田中休愚など川崎ゆかりの人物や、東海道・六郷の渡し近くのはたご「万年屋」で人気だった奈良茶飯を扱った劇などを子どもやシニアが演じる。ベトナム伝統楽器(一弦琴)演奏、チャプリンのそっくりさんのパントマイムなども披露される。正午から午後5時まで。入場無料。
同区本町の本町ワールドピースシアターでは17日にプレイベントとしてバレエの歴史などを映像などを交えての解説(午後2時~、入場無料)が行われる。18、19日には外国籍のアーティストによる劇団「横浜シアターグループ」による英語劇やパントマイム(大人2500円、子ども千円だが、川崎市民は500円割引)も開催。
事務局の同協会常任理事の黒江乃理子さんは「楽しみながら川崎の歴史を知っていただけたら」と呼び掛けている。問い合わせは、同事務局電話044(222)3582。