4月1日まで。鎌倉市出身の日本画家、手塚雄二(66)の初期から最新作までの代表作約50点を展示している。
東京芸大では故平山郁夫に師事し、在学中に院展に初入選。39歳で日本美術院の同人に推挙されるなど早くから日本画壇の旗手として期待され、現代の日本画をリードしてきた。
伝統的な日本の美意識と現代的で洗練された感覚を融合させた色彩豊かな風景画が魅力。木々の隙間から、丸いおぼろ月がのぞく「おぼろつくよ」や春の院展に出品された数々の作品は、大胆な構図と繊細な色彩によって、見る者を引き付ける。
※一般800円、高校・大学生600円、中学生以下無料。横浜駅西口徒歩1分。問い合わせは横浜高島屋☎045(311)5111。