ヨットレースなど多彩なイベントを繰り広げる「第30回横浜港ボート天国」の開会式とディンギーヨットレースが9日、横浜市西区の臨港パーク前の海上で行われた。
レースは横浜港ボート天国推進連絡協議会の主催。市内3カ所のジュニアヨットスクールに所属する小中学生27艇が参加し、1人乗りの小型ヨットを巧みに操って速さを競った。
開会式で、同協議会の藤木幸夫会長は「世界中の港で信頼性は横浜港が一番。その理由は横浜港で働く人たちが友達関係だから。皆さんもこの伝統を継いでほしい」とあいさつした。
横浜ベイサイドマリーナ沖で9月9日に開かれるヨットレース「タモリカップ」の名誉会長を務めるタレント森田一義(タモリ)さんも駆け付け、「小中学生は高校でヨットをやめちゃうんですね。ぜひ、ヨットを続けてタモリカップに来てほしい」と今後の活躍に期待した。