第12回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会が1、2日、東京都千代田区の日本棋院で開催され、大関稔さん(22)=藤沢市、専修大3年=が初優勝し、平野翔大・アマ名人(20)=立命館大2年=への挑戦権を獲得した。アマ名人位を懸けた3番勝負は29、30日に湯河原町で行われる。
大関さんは昨年のアマ本因坊戦を制するなど、全国大会上位の常連。学生タイトルも多く獲得しており、今年2月の世界学生王座戦では連覇を達成している。
朝日アマ名人戦は各都道府県の代表に招待選手を加えた57人が出場。神奈川からは招待選手の大関さんと栗田佳樹さん(18)、県予選を勝ち抜いた石村竜青さん(21)の3人が出場した。
大関さんは決勝で、三重代表の闇雲翼さん(25)に中押し勝ちした。昨年3位の栗田さんはベスト8。石村さんは入賞ならなかった。