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“テニミュ”でブレーク多和田秀弥 BL映画主演に意気込み

カルチャー | 神奈川新聞 | 2017年6月26日(月) 12:33

“テニミュ”でブレーク多和田秀弥 BL映画主演に意気込み(写真:女性自身)
“テニミュ”でブレーク多和田秀弥 BL映画主演に意気込み(写真:女性自身)

 「主演だと聞いて大喜びしたんですが、BL(ボーイズラブ)の男のコの役は初挑戦だったので、『僕にできるのかな』という漠然とした不安がありました」

 健康的な白い歯と爽やかなスマイルで話すのは、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで7代目・手塚国光役を演じてブレークし、スーパー戦隊シリーズ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』にも出演するなど、イケメンスターの道を着々と歩んでいる、俳優・多和田秀弥(23)。

 多和田が初主演を果たしたのが、人気コミックを実写化した映画『ひだまりが聴こえる』(6月24日公開)。そこでテーマとなっているのがBLだ。

 「でも、文乃ゆきさんの原作を読ませていただき、素直に感動しましたし、『こういう恋ってありそうだな』と思えたんです」(多和田・以下同)

 演じるのは、突発性難聴の影響で同級生たちにも心を閉ざしてしまっている大学生・航平。そんな彼が大学の裏庭で出会った同級生・太一は、航平とは真逆の、声が大きくて明るい男のコ。徐々に会話を交わすようになっていく2人だが、キャンパスでの陰口や嫌がらせで卑屈になる航平に太一がかけた「聞こえないのはお前のせいじゃないだろ!」という一言で、航平は心の底から救われて……。

 「心を許せる友情と、お互いを好きだっていう愛情の境界線って、ないんじゃないかなって。友情も愛情も、相手を思いやる気持ちは同じなんですから」

 さらに「撮影中は本当の母のように見守ってくれた」という高島礼子が演じる「母」の立場にも思いを寄せる。

 「耳に障害のある子を持つ母にしてみても、わが子を理解してくれる友達ができて、とっても救われたはず。友情を信じられない人、お子さんの気持ちがわからなくなったお母さん、いろんな立場の方の心が温かくなる作品だと思います」【女性自身】

「カナロコ」は、読者に幅広いコンテンツを提供するため女性週刊誌「女性自身」との提携を開始しました。女性誌の視点からみた政治や経済。関心が高い教育、そしてグルメ、芸能まで多岐にわたり情報を配信していきます。

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