
「技巧より感性」をテーマに、若き音楽家を発掘する第33回かながわ音楽コンクールのバイオリン部門が3月19日、横浜市緑区民文化センター・みどりアートパークで始まった。神奈川新聞社と同コンクール運営委員会の主催、神奈川トヨタ自動車とヤマハミュージックジャパンの特別協賛、ありあけと神奈川ヤマハ会の協賛。
127人がエントリーしたバイオリン部門は、19日と20日に2会場で1次予選を実施。参加者はブラームスやヘンデル、バルトークなどの課題曲をピアノ伴奏に合わせ、美しい音色を響かせた。
1次予選通過者は4月16日の2次予選に進出。5月14日に県立音楽堂で開催する本選では、記念演奏会と表彰式も行う。上位入賞者は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団との「トップコンサート」(10月開催)などに出演する。審査結果は神奈川新聞や本社ウェブサイト「カナロコ」に掲載する。
第33回かながわ音楽コンクールはバイオリン部門のほか、ユースピアノ部門予選が3月25~29日に行われる。ピアノ(旧シニアピアノ)部門は5月6日から始まる。問い合わせは、同コンクール事務局電話045(227)0779=平日午前10時~午後5時。
バイオリン部門第2次予選進出(入選)者
3月19日実施分 敬称略
【横浜市緑区民文化センター「みどりアートパーク」】
▽幼児の部
前田早紀、望月美杜、澤登一颯
▽小学校低学年の部
政田和奏、藤田真央、下野晴也、山木菜央
▽小学校中学年の部
長澤美佳、柴田世裡、小林愛妹、對馬里緒
▽小学校高学年の部
中澤梨央、吉田未来、橋本伊吹、小町歩実
▽中学生の部
加賀竜太郎、山田晃、倉田優佳子、小野桃子
▽高校生の部
三好花奈、武元佳穂、吉田薰子、杉山和駿
▽一般の部
下野園ひな子、郡司菜月