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【シネマ散歩】
【グッドバイ】大人の恋愛コメディ

芸能 | 神奈川新聞 | 2020年2月17日(月) 16:24


 14日から横浜ブルク13などで上映中。

 太宰治による未完の遺作「グッド・バイ」。これまで幾度となく映像化されている人気作品だ。2015年にケラリーノ・サンドロビッチが舞台化した際の戯曲を基に映画化。敗戦から3年後の東京で、たくましく生きる男女をコミカルに描いた。

 文芸誌の編集長・田島周二(大泉洋)=写真右=は、優しげな雰囲気で女性に好かれ、気付けば何人もの愛人を抱えていた。青森に疎開させたままの妻子を呼び寄せて真面目に暮らそうと決意するが、いざとなると愛人に別れを告げる勇気が出ない。文士の漆山連行(松重豊)に「美女と契約して妻を演じてもらえばいい」とアドバイスされた田島は、美貌を隠し、闇市で担ぎ屋として働く永井キヌ子(小池栄子)=同左=に相談を持ちかける。美しく装ったキヌ子を伴い、次々と愛人の元を訪ねる田島にある日、妻から衝撃的な電報が届く。混乱に陥る田島をさらなる悲劇が襲い、彼は思いもよらない運命に巻き込まれていく。

 舞台でも同役を演じた小池が輝きを放つ。だみ声、大食いで乱暴だが、思い切りおしゃれをして映画に出掛けるなど、人生を楽しむ魅力的なキヌ子を自分のものにしている。優柔不断なダメ男を演じた大泉も持ち味を発揮。ドタバタ喜劇の中でも、大人の恋愛感情を繊細に演じている。舞台の勢いがスクリーンからあふれており、思わず笑顔にさせられた。

監督/成島出
製作/日本、1時間46分

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