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【シネマ散歩】
【男はつらいよお帰り 寅さん】ファンへのプレゼント

芸能 | 神奈川新聞 | 2019年12月20日(金) 19:47

(C)2019 松竹株式会社
(C)2019 松竹株式会社

 27日から横浜ブルク13などで上映。

 人気映画シリーズ「男はつらいよ」の第50作目。柴又帝釈天参道の草団子屋「くるまや」を中心に、おなじみの登場人物たちが集う。これまでのシリーズ作にデジタル修復を施し、寅さんをスクリーンによみがえらせた。

 寅次郎のおい・満男(吉岡秀隆)=写真中央=は小説家の夢をかなえ、中学3年生の娘と暮らしていた。愛妻の七回忌の法要で柴又を訪れた満男は、母・さくら(倍賞千恵子)や父・博(前田吟)らと、寅次郎の思い出を語り合う。

 ある日、新刊のサイン会で初恋の人・イズミ(後藤久美子)と再会した満男は、彼女と出会った頃のときめきを思い出す。現在、夫や子どもと海外で暮らすイズミは、両親に対して複雑な気持ちを抱えていた─。

 桑田佳祐が登場し主題歌を歌い上げる冒頭から、昔懐かしい「お正月映画」の世界に誘われる。おもむろに帰ってきては騒動を起こすけれど、いつも周囲の人に愛情を注いでくれた寅さんに会えず、寂しさを抱えている登場人物たちの心情を丁寧に描いている。

 イズミの両親を演じる橋爪功と夏木マリが、そのたたずまいにユーモアと悲哀をにじませ、さすがの貫禄。そのためか、後藤の演技には物足りなさを感じてしまう。

 中学生のぎこちないせりふなど違和感を感じる場面もあるが、寅さんがいる世界を愛するファンには、最高のお年玉になるだろう。

監督/山田洋次
制作/日本、1時間56分

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