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【シネマ散歩】
【テッド・バンディ】連続殺人鬼の真実に迫る

芸能 | 神奈川新聞 | 2019年12月13日(金) 21:08

(C)2018 Wicked Nevada,LLC
(C)2018 Wicked Nevada,LLC

 20日からTOHOシネマズ上大岡などで上映。

 30人以上の若い女性を無残に殺害し、1989年に死刑が執行された米国の連続殺人鬼テッド・バンディ。実話を元に、彼の長年の恋人だったリズことエリザベス・クレプファ-の視点で魅力的な善人としてのテッドの側面を描き、身近にいるからこそ見えてこない、邪悪な人間の二面性に迫る。

 テッドに扮(ふん)したザック・エフロン=写真=が圧巻の演技。知的で頼もしいが押し付けがましくなく、シングルマザ-であるリズ(リリ-・コリンズ)の幼い娘にも優しい。われわれ観客は現実に起こった事件を知っているにもかかわらず、「こんなに感じのいい人が残虐な殺人を犯すだろうか、冤罪(えんざい)ではないか」と思ってしまうほどだ。

 実際に、知能指数160の頭脳を誇り、自らの弁護も務めたテッドは、端正な容姿もあって人気を集めた。全米にテレビ中継された異例の公開裁判では女性たちが傍聴席を占め、刑務所には多くのファンレタ-が送られた。支援者の女性と獄中結婚も果たした。

 テッドが警察に捕まっても無実を主張したこともあり、リズはなかなか彼の真の姿を見極められない。彼との温かな時間を思い出す一方で、危険な男と同居して大事な娘を託していた自分の愚かさを悔やみ、苦悩する。

 死刑を目前に、面会に来たリズに最後の告白をするテッド。「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」。裁判官の言葉が繰り返し浮かぶ。

監督/ジョ-・バリンジャ-
制作/米国、1時間49分

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