【2021年10月1日紙面掲載】
19世紀を代表する哲学者・経済学者であるカール・マルクスの末娘、エリノア・マルクスの人生を描いた伝記ドラマ。
1883年英国。最愛の父カールを亡くしたエリノア(ロモーラ・ガライ)は劇作家エドワード・エイブリングと出会い恋に落ちる。女性や子ども、労働者の権利向上のために活動を続ける彼女だが、浪費家で浮気性のエイブリングに振り回されていた。
そんなある日、彼女は父親の秘密を知り、衝撃を受ける。スザンナ・ニッキャレッリ監督。1時間47分。あつぎのえいがかんkikiで2日から上映。
!…エリノアが激しい感情を爆発させるシーンに製作者の美学が感じられる。