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ディレクターが語るフェスへの思い
ダンス・ダンス・ダンス@横浜 28日、いよいよ開幕

芸能 | 神奈川新聞 | 2021年8月19日(木) 11:30

自身が出演する作品のリハーサル風景

 横浜を舞台に、3年に1度繰り広げられる日本最大級のダンスフェスティバル「ダンス・ダンス・ダンス@横浜」が28日、いよいよ開幕を迎える。ダンサー、振付家として活躍し、ディレクターを務める小林十市とディレクター補佐の山本康介がオンラインで会見を行い、コロナ禍で行うフェスティバルに懸ける思いを話した。

 フランス在住の小林は、日本より厳しい数カ月にもわたる都市のロックダウンを経験。疲弊した若者が暴力行為に走るなど、社会的問題になっているとし「肉体と精神のバランスが取れない、誰も経験したことのない状況。アーティストである我々も舞台に上がれない状況が続いている。こうした中でアーティストを救う場になることが、このフェスティバルの開催意義でもある」と話した。

ディレクターの小林十市さん

 当初は、海外で活躍中のダンサーらの出演を考えていたが、状況的に厳しいことから方向転換。「海外のカンパニーなどを経験し、日本に戻ってきて踊っている素晴らしいダンサーが増えている」と、日本人ダンサーによるステージを企画した。

 9月18日の「International Choreography × Japanese Dancers ~舞踊の情熱~」(県民ホール)は、モーリス・ベジャールやローラン・プティら世界的な振付家の代表的な作品を、中村祥子や上野水香(鎌倉市出身)、柄本弾ら注目の日本人ダンサーらが踊る。小林が「裏芸術監督」と呼ぶ山本は「日本のダンスの現在地を示す」ものになると意気込む。

 小林自身も23~26日の「エリア50代」(KAAT神奈川芸術劇場)に出演。50代のダンサーが自身の肉体と向き合い、新たな創造へ向かうとのコンセプトで、ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する近藤良平と共に、公演ごとに安藤洋子、SAM(TRF)、伊藤キム、平山素子といった豪華なゲストを迎える。「承諾してくれたアーティストがすごすぎて、ちょっと怖い気持ち。それ以上に楽しみでもある」と小林。

 クロージングプログラムとなる10月16、17日の「Noism Company Niigata×小林十市」(KAAT)では、新潟を拠点に活躍する「Noism Company Niigata」を率いる金森穣と小林の初共演となる。

 異色の舞台は、小林の弟で落語家の柳家花緑と東京シティ・バレエ団による「おさよ(落語版ジゼル)」(9月23日県立青少年センター)。ロマンチックバレエの背景を江戸時代に置き換えて落語化したもの。会見に飛び入り参加した花緑は「バレエをお好きな方で初めて落語を聞く方にもぜひいいと思います」と笑顔を見せた。

 小林は「演じる側も見に来ていただける側も、健康でなければ成り立たない。準備をしっかりして素晴らしい公演を届けたい」と抱負を語った。

 同フェスティバルは8月28日から10月17日まで。横浜アーツフェスティバル実行委員会の主催。各プログラムの時間やチケット料金などの詳細は同フェスティバルのホームページで。問い合わせは同実行委員会事務局、電話045(663)1365。

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