重い障害のある人とその家族を追ったドキュメンタリー映画「普通に生きる」の続編「普通に死ぬ~いのちの自立~」=写真=が22日から、横浜シネマリン(横浜市中区)で上映される。
前作は、重症心身障害児・者の家族らが、静岡県内で二つの通所施設を立ち上げる5年間に向き合った。続編では、その後の障害者と家族を8年にわたって撮影。在宅介護の担い手である家族が亡くなった後、残された障害者が生まれ育った地域で暮らしていくことの厳しさと見いだした希望を描く。1時間59分。
貞末麻哉子監督は「今こそ、人が人と支え合うことの尊さを。そして、誰もがその人らしく輝ける社会を」との思いを広く伝えたいと話している。
上映は6月4日まで。当日一般1800円ほか。問い合わせは横浜シネマリン、電話045(341)3180。
(下野 綾)