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こどもの日コンサート2021開催 県立青少年センター

芸能 | 神奈川新聞 | 2021年4月19日(月) 19:54

中学生ソリストによる「華麗なるポロネーズ第2番」など名曲の数々を、どの順番で披露するか議論する中学生プロデューサーたち

 5月5日に県立青少年センター(横浜市西区)で開催される「こどもの日コンサート2021」に向けて中学生プロデューサーたちが奮闘している。公演の準備と同時に広報活動も展開し、すでにチケットは完売。主催者である横浜みなとみらいホール(同区)の新井鷗子(おーこ)館長は「みんな勉強熱心で、強い思いを持って取り組んでくれている」と驚きの表情を見せる。

 同ホールの恒例企画で、改修中のため青少年センターで開かれる「こどもの日コンサート」だが、運営に中学生が関わるのは初めて。新井館長は「子どもたちの目線で企画してもらうことで新鮮な内容になるのではないかと思った」と企画の狙いについて語る。1月から募集を始め、集まった中学生は42人。横浜市を中心に、県内各地だけでなく都内や埼玉県からも集まった「中学生プロデューサー」たちは広報、プログラム制作、構成台本制作、レセプションの4チームに分かれ、チームごとや全員でのミーティングを積み重ねてきた。

中学生プロデューサーたちは自ら友達や家族にチラシを配ってPR。コンサート当日の運営にも携わる(撮影・藤本史昭)

 今月10日には新井館長を講師として構成台本を制作。「オーケストラと世界の国を旅しよう」というテーマに沿い、かつ観客に楽しんでもらえる曲順について熱い議論が交わされた。「冒頭はアフリカン・シンフォニーか、ハンガリー舞曲第5番か」「出演者へのインタビューはどのタイミングが最良か」などについて話し合い、全員が納得できる構成を探った。

 広報チームにコンサートの見どころを聞くと、蛯原玲那(横浜市立大道中2年)は「『旅』というテーマに沿って、地域的なバランスも考えたプログラム。ポップス曲もあるので幅広い年齢層の人に楽しんでもらえると思います」とPR。三浦璃子(同市ケ尾中2年)も「神奈川フィルハーモニーオーケストラの迫力ある響きや、荻原緋奈乃さん、若生麻理奈さんという中学生バイオリニストのフレッシュな演奏を楽しんでほしい」と声を合わせた。

 音楽経験はさまざまだが、熱い思いは共通だ。かながわ音楽コンクールピアノ部門に毎年挑戦しているという松本色葉(平塚市立旭陵中2年)は「コンサートを支える人たちのことを知りたい」と参加。「準備の手順一つ一つが勉強になるし、私たちの意見を反映させてくれてうれしい」と手応えを語る。演劇活動で舞台に立つことも多いという愛甲結子(洗足学園中2年)も「舞台を作るプロの話を聞けて勉強になる」と充実した表情。「当日は、お客さまに心の充実感を味わってほしいし、私たちも楽しみたいです」と抱負を語った。

 「裏方の仕事に興味を持ってくれてうれしい」とほほ笑む新井館長。「舞台は大勢のスタッフの知恵と熱意でできていることを実感してもらえたら」とその思いを語る。同ホールでは来年以降のこどもの日コンサートでも、中学生プロデューサーに関わってもらうことを検討しているという。(太田 有紀)

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