13日、昭和音楽大学の音楽ホール、テアトロ・ジーリオ・ショウワ(川崎市麻生区)で新作オペラ「咲く~もう一度、生まれ変わるために」が上演される。同大学が文化庁委託事業として3年間にわたり実施していた「日本のオペラ作品をつくる~オペラ創作人材育成事業」の中で選出された作品で、作曲は竹内一樹、台本は宇吹萌。マラソンランナーの夢を諦めた娘とその両親、庭の桜を巡る物語をオペラ作品に仕上げた。今回は演奏会形式で上演する。
催しは二部構成で、オペラの上演は二部で行われる。一部では「新たな日本オペラの創作のために」と題して関係者によるディスカッションを開催する。ディスカッションには竹内、宇吹のほか作曲家の池辺晋一郎や指揮者の星出豊、オペラ研究所の石田麻子所長らが出席予定。
午後6時開演、全席指定千円。チケットは昭和音楽大学演奏センター、電話044(953)9899。