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自分の音で表現したい バイオリニスト・東亮汰が11月8日、横須賀でリサイタル

芸能 | 神奈川新聞 | 2020年10月26日(月) 11:16

 横浜市出身のバイオリニスト・東(ひがし)亮汰が飛躍の時を迎えている。昨年は第88回日本音楽コンクールで第1位と同時にレウカディア賞などに輝き話題となったほか、第35回かながわ音楽コンクール一般の部でも第1位を獲得した。11月8日に横須賀で開催されるリサイタルを前に、音楽に懸ける思いを聞いた。

 今回のリサイタルではチャイコフスキーの「ワルツ・スケルツォ」のほかフォーレの「バイオリン・ソナタ第1番」など、バラエティー豊かなプログラムを用意した。「少し大変な内容になってしまいました」と苦笑いするが「先生方のアドバイスも頂きながら、新しい曲にも挑戦しようと思って選んだプログラム。フォーレは初めて取り組む作曲家ですが、音楽的な色彩の豊かさに驚きました。日々練習する中で、新しい学びがあります」と意欲的な表情を見せる。「チャイコフスキーのワルツは技巧的に難しい部分もあるのですが、お客さまにはそれを意識させないくらい優雅な音色を届けたいと思っています」

 3・4日には都内で開催されたクラシック音楽の催し「サントリーホール ARKクラシックス」に出演。優秀な若手演奏家たちが集まるオーケストラ「ARKシンフォニエッタ」の一員として演奏を披露した。「リーダーの三浦文彰さんは年齢も近いのですが、生演奏の迫力に、同じバイオリニストとして衝撃を受けました。国内トップクラスの演奏家との共演は刺激的で、大きな財産になりました」

 現在、桐朋学園大学3年生。新型コロナウイルスの感染拡大による自粛期間中はオンラインで大学の授業を受けながら、じっくり楽譜に向き合い、作曲家についての知識を深める時間をとっていたという。「卒業後は音楽家として独り立ちしなければならない。今まではなかった緊張感を持って過ごすようになりました」。高校2年生から4年連続で挑戦していた日本音楽コンクールでの優勝も「自信になったというよりは、コンクールの名に恥じぬように努力しようという責任感が芽生えました」と気を引き締める。

 11月8日以降も、17日にトッパンホールで開催されるソロコンサートのほか、同級生との四重奏「ポローニア・カルテット」での公演など、多くのステージが控えている。「コロナ禍で半年近く、お客さんの前で演奏することができなかった。今は演奏できる機会のありがたさを感じながら演奏しています」と音楽の喜びをかみしめている。

 今後は「作曲家が伝えたかったことを自分の中でかみ砕いて、自分の音で表現できるバイオリニストになりたい」と目標を語る。「アンサンブルをする機会も多いのですが、演奏しながら的確な合図を出すために指揮者の動きを取り入れようと思っているんです。実は指揮者に憧れて音楽を始めたので、いずれは指揮にも挑戦してみたいですね」

「東亮汰ヴァイオリン・リサイタル」
 11月8日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(横須賀芸術劇場小劇場)、午後2時開演。全席自由2千円。チケットは同劇場電話予約センター、電話046(823)9999。

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