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海老名市出身のオペラ歌手
川田直輝が10月神奈川フィル海老名公演に登場

芸能 | 神奈川新聞 | 2020年9月23日(水) 18:25

人前で歌えない期間は気持ちを切り替え、情報発信に取り組んだ。自身のYou tube(ユーチューブ)チャンネルも開設し、歌声を披露している。「今後は日本語の曲にも挑戦しますので、ぜひ見ていただきたいです」(撮影・吉田太一)

 海老名市出身のオペラ歌手・川田直輝が10月21日、海老名市文化会館(海老名市)で開催される神奈川フィルハーモニー管弦楽団創立50周年記念の巡回公演に登場する。オペラの名曲の数々を披露し、同楽団の50周年を華やかに盛り上げる。

 「神奈川フィル フューチャー・コンサート」と銘打って展開している県内の巡回主催公演は、それぞれの自治体にゆかりのある音楽家との共演が見どころの一つとなっている。川田が神奈川フィルと初めて共演したのは2011年、海老名市市制施行40周年記念式典でのこと。大学生とは思えない堂々とした歌声を披露し、観客のみならず、楽団員にも鮮烈な印象を残した。「素晴らしい演奏でサポートしてくださって、力いっぱい歌うことができた。その後も多くのコンサートで共演させていただきましたが、いつも温かく支えてくださる、特別なオーケストラです」と同楽団への愛着を語る。

 今回のコンサートでは、ソプラノの砂田愛梨、自らが代表を務める海老名市民オペラ合唱団と共にオペラの名曲を披露する。神奈川フィルの持つ「親しみやすさ」という性格を生かし、初めてクラシック音楽に触れる観客にも楽しんでもらえる曲を選んだという。「例えばベルディのオペラ『ナブッコ』の『黄金の翼に乗って』はイタリアの第二の国歌と言われるくらいポピュラーな曲。王道といわれる作品を選んでいるので、ぜひ楽しんで聴いてもらいたいですね」

 共演する砂田については「昨年イタリアに短期留学した際に一緒に学ばせていただいた、尊敬する歌手の一人。今回披露していただくドニゼッティのオペラ『愛の妙薬』の曲などはその素晴らしい歌声を一層引き立ててくれると思います」と期待を込めて語る。「愛の妙薬」は15年、海老名市民オペラが旗揚げ公演で演じた作品でもある。「新型コロナウイルス感染予防を徹底しながら、団員も懸命に練習に取り組んでいます」

 中学校の音楽の先生に勧められたことがきっかけで声楽家を目指すようになった川田。ピアノの教師だった祖母など、家族の後押しを受けて国立音楽大学附属高校に進学。東京芸術大学音楽学部声楽科を首席で卒業した際には同時にアカンサス音楽賞・同声会賞・松田トシ賞・大賀典雄賞を受賞するなどその歌声は高く評価されてきた。

 オペラの舞台で強い存在感を求められるバリトンとして体現したいのは、雄大な「ますらおぶり」だ。常に「どんな演目にも真正面から取り組む」ことを心掛けているという。今回の公演ではオペラ「カルメン」の「闘牛士の歌」などを披露する。「コロナ禍で、3月ごろから公演がすべて中止になってしまっていたので、お客さまの前で歌えることが本当にうれしい。今回も全力でぶつかりたいと思っています」

 午後7時開演。全席指定4千円、25歳以下は2千円。チケットは神奈川フィル・チケットサービス、電話045(226)5107。

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