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日本将棋連盟指導棋士五段、本紙将棋担当記者
将棋のはなし(155)いただいた13局の棋譜

文化 | 神奈川新聞 | 2020年5月11日(月) 16:20


【2020年4月26日紙面掲載】

 某日、朝から晩までかけて13局の棋譜を一気に並べた。普段は将棋欄に掲載する棋譜でも、1日にせいぜい2局。こんなにたくさん並べたのは奨励会時代以来かもしれない。実はその入手経路がうれしく、つい頑張ってしまったのである。

 在宅業務であることも集中力に拍車を掛けた。私はもともと、会社でも必要最低限のことしか(最低限のことも?)話さず仕事しているのだが、ピーチクパーチクおしゃべりする人たちが周りにいないという状況が、ここまで作業効率を上げるとは思わなかった。

 つい本音が出てしまった。このまま職場の愚痴を続けると後が怖いので、本題に戻す。その棋譜は、2月に行われた全国高校新人大会のもの。生徒の付き添いで現地に出向いた、横浜高校将棋部顧問の宮田潔教諭からいただいたのである。

 宮田先生は、日本将棋連盟県支部連合会のホームページを見て、大会が軒並み中止になっていることを知ったという。そして「掲載する棋譜がなくて困っていませんか。よかったら使ってください」とわざわざ連絡をくれたのだ。非常事態で忙しいはずの先生が、弊紙の将棋欄まで心配してくれるとは。大げさではなく目頭が熱くなった。

 将棋は力の入った熱戦ぞろいで、楽しく拝見した。全局掲載したいくらいだが、とりあえず横浜高校の選手2人の将棋を2局ずつ選出。今後の社会情勢次第では、もっと使わせていただくかもしれない。感謝感謝である。

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