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日本将棋連盟指導棋士五段、本紙将棋担当記者
将棋のはなし(149)中止が相次ぐ状況で

文化 | 神奈川新聞 | 2020年3月18日(水) 12:43


【2020年3月15日紙面掲載】

 外出を控える日々が続く。将棋大会、教室も中止が相次ぎ、会社も在宅ワークを奨励。この原稿も自宅で書いている。

 将棋の対局は、間違いなく濃厚接触である。至近距離で対面するだけでなく、互いの駒を触る。日本将棋特有の「取った駒の再利用」が、今回に関しては危険を増すルールになっている。

 私の場合、苦い思い出もある。奨励会時代、目に「ものもらい」ができている状態で研究会に参加し、友人にうつしてしまったのだ。今でも申し訳なかったと思う。でも先日、当人にその話をすると「そんなことあったっけ?」と言われて少しほっとした。

 プロ棋戦は粛々と行われている。今年は東京五輪の関係で、例年より全体的に棋戦進行が早くなっていることもあり、やむを得ないだろう。棋士や関係者に感染者が出ないことを祈る。

 2月下旬、某子ども教室でも休講を決定。「来週と再来週はお休み」と言うと、みんながっかりした表情を見せた。

 「友達と公園で遊ぶ」などと言う少年に「学校の勉強もしなさい」と返したら「しないよ」と即答されてしまった。まあ仕方ないかな。帰り際には、教室の本棚から詰め将棋の本を借りていく子がたくさんいたので、この機会に少しでも棋力を伸ばしてほしい。

 仕事も勉強も将棋も自己管理が大切な状況だと思う。私も自宅でできることはなるべく持ち帰り、こうして淡々と仕事をしています。

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