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日本将棋連盟指導棋士五段、本紙将棋担当記者
将棋のはなし(138)年賀詰めをお楽しみに

文化 | 神奈川新聞 | 2019年12月20日(金) 17:33


【2019年12月15日紙面掲載】

 年末年始の紙面構成が話題になり始めた10月末、部長に軽い感じで言われた。「来年は『ねずみ』だから大丈夫でしょ?」。元日恒例の年賀詰めについてだ。これだから詰め将棋創作の苦労を何も知らない人は困る。

 初挑戦の昨年は戌(いぬ)年だったので、詰め上がりが「犬」になる名作(誰も言ってくれないから自画自賛)を披露した。そして今年は初形「19」で19手詰めの労作(同)。これらの作成に膨大な時間をかけたという事実を理解していないらしい。

 子(ね)年は、「ね」も「ネ」も「子」も、盤面で表現する難易度は高い。でも口答えすると後が怖いので、何とか駄作をこしらえた。「ねずみ」関係の文字は無理だったけど。元日をお楽しみに。

 次は11月上旬の話。今月7日に開催された囲碁、将棋、オセロの3種競技「トライボ-ディアン日本選手権」について当欄に意気込みを記したら、優しい某デスクが「自戦記を楽しみにしています」と見え透いた社交辞令を言ってきた。これだから勝負事の機微を理解していない人は困る。

 勝てばいくらでも書く。でも惨敗だったらなかったことにしたい私の繊細な心に配慮はないのだろうか。書くかどうかの判断は任せてじっと待つのが大人のマナ-だよな。でも逆らうと後が怖いから書かないと。

 来週と再来週の「将棋のはなし」はお休み。年明け初回は年賀詰めの解答で、2週目からは自戦記です。来年も引き続きよろしくお願いします。

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