「革製品に興味を持ってもらう入り口になれば」と、職人歴約20年の細井良真さん(41)が2012年に開設した革のバッグと小物の製作工房「Yokohama Red-Bear」(横浜市西区)。
体験レッスンでは、パスケースやペンケースなど春の新生活に向けて新調したくなる5種のアイテムが用意され、それぞれ2時間ほどで作ることができる。
1回で完結し、これまで多くの初心者が受講してきた。
材料の色選びも、革が赤、青、黒など6色、金具が4色、糸が10色と選択肢の幅が広い。同じアイテムでも、色が違えば「クール」にも「ナチュラル」にも印象が変わるだけに、迷う時間がまた楽しい。
色が決まったら、革磨きから金具付け、穴開け、手縫いまで基本的な工程を学び、〝自分だけの一品〟の完成だ。その日のうちに持ち帰ることができる。
受講料は5千円。木づちが使用できれば誰でも参加可能で、小学生低学年が参加したこともあるという。細井さんは「材料費も受講料に含まれているので、手ぶらで気軽に参加してほしい」と笑顔で呼びかける。
Yokohama Red-Bear:横浜市西区桜木町7の44、MMビル201。横浜市営地下鉄高島町駅徒歩3分。受講時間は午前11時~午後6時の間で応相談。水曜休み。電話080(3712)8004。申し込み・詳細は同教室HPに掲載。
2023年3月4日公開 | 2023年3月4日神奈川新聞掲載
革小物を手作りで Yokohama Red-Bear
体験レッスンで製作できるのは、ペンケース、パスケース、カードケース、キーケース、ミニ財布 [写真番号:1144352]
マンションの一室で開講。最大4人までの少人数制で、作業に没頭できる [写真番号:1144353]
「新しい趣味の世界に1歩踏み出すお手伝いをします」と話す細井さん [写真番号:1144354]
木づちと工具を使って革に穴を開ける [写真番号:1144355]
手縫いの様子 [写真番号:1144356]