
カカオ豆の仕入れからチョコレートの製造まで、全工程を一貫して行う「ビーントゥバー」製法にこだわった横浜発のチョコレートブランド「カカオロジー」。
2021年12月に誕生して以来、生チョコレートのような濃厚な味と香り、滑らかな口溶けに仕上げた看板商品「カカオクリュ」のファンは確実に増えている。
その味は、カカオ豆の産地がそれぞれ異なるバニラ、ロースト、エキゾチック、スモークの4種。冷凍状態で販売しており、アイスクリームとして食べたり、とろけるような口当たりになるまで温めたりと、温度によって変化する食感や風味を楽しめるのが魅力だ。
22年7月には工房併設のカフェもオープンし、「窯出しカカオクリュ」など出来たてのスイーツとドリンクを提供している。
ブランドを立ち上げたのは横浜市出身の佐々部一宏さん(32)。
米国留学中にビーントゥバー専門店に魅了され、「革新的なスイーツを開発しよう」と一念発起。「カカオ豆の個性を探求して生み出したのがカカオクリュ。ぜひ味わってほしい」と呼びかける。
カカオロジー大倉山ファクトリーカフェ:横浜市港北区大倉山5の40の3、大倉山壱番館101。東急東横線大倉山駅徒歩12分。午前11時~午後6時。物販は月・火曜休み(祝日は営業)。カフェは土日・祝日のみ営業。電話045(717)8288。
絶品チョコ カカオロジー大倉山ファクトリーカフェ(横浜)
カカオクリュの店頭販売価格は各900円。右から香りがくせになるトリニダード・トバゴ産カカオと燻製(くんせい)した桜チップを合わせた「スモーク」、甘みと酸味のあるベリーズ産カカオと杏仁(あんにん)豆腐のような甘いトンカ豆を合わせた「エキゾチック」、ナッツのように香ばしいガーナ産カカオとコーヒー豆を合わせた「ロースト」、フルーティーなマダガスカル産カカオとバニラビーンズを合わせた「バニラ」。ギフト箱入り4個セットは3800円、2個セットは2千円 [写真番号:1141904]
プリンやテリーヌのような新食感と素材の豊かな香りを堪能できる [写真番号:1141907]
アーティストの手がけたパッケージが目を引く板チョコ「ショコラミーツ」を説明する、カカオロジー代表の佐々部さん [写真番号:1141908]
[写真番号:1141909]
[写真番号:1141910]