こどもホスピスの全国普及を
文化 | 共同通信 | 2022年11月17日(木) 14:14
自民、公明両党の国会議員有志は17日、命に関わる重い病気の子どもやその家族が過ごす施設「こどもホスピス」の取り組みを支援する議員連盟を設立し、東京都内で初会合を開いた。国内の施設数が少ないため、全国普及を目指す。
会合では、NPOや医療関係者などが、ホスピス運営に対応する行政側の窓口一本化や財政支援を要望した。出席した小倉将信こども政策担当相は「(来年4月発足の)こども家庭庁は、病に苦しむ子どもが幸せに生きる社会を実現する使命がある」と述べた。
こどもホスピスは、病気や障害のある子どもが医療や教育のサービスを受けながら家族と一緒に生活できる施設。