小中高校生が友人や家族らと新聞記事を読み、感想や意見をまとめる第13回「いっしょに読もう!新聞コンクール」神奈川県審査の入選作83編が決まった。県内の学校に通う児童・生徒の応募作を対象に、県NIE推進協議会(赤池幹会長)が独自に審査した。20日に横浜市中区のニュースパーク(日本新聞博物館)で表彰式が開催される。
コンクールは日本新聞協会の主催で、県教育委員会と横浜、川崎、相模原の各市教委が県審査を後援した。
県内から寄せられた計3826編(小学生529編、中学生1326編、高校・高等専修学校生1971編)から、小中高校部門の最優秀賞を各1編、優秀賞計12編、優良賞計22編、奨励賞計46編を選んだ。各部門とも前回を上回る応募があり、これまでで最多となった。
最優秀賞は、先生の仕事(小学生部門)、卵子凍結(中学生部門)、人工知能(AI)を巡る記事を取り上げた作品に決まった。
NIE(教育に新聞を)活動を実践する教員や後援の教育委員会、新聞社の代表らが審査。記事を選んだ視点や友人、家族らとの話し合いを通じて考えを深めているかといった点について評価した。また、意欲的に取り組んだ計7校を学校賞に選定した。
日本新聞協会による中央審査は別途行われ、審査結果は12月中旬に発表される。
【全受賞者・受賞校】