兵庫県伊丹市の伊丹駐屯地で自衛官らに見送られる医療支援に派遣される隊員=14日午後
陸上自衛隊中部方面総監部(兵庫県伊丹市)は14日、新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が逼迫する大阪府に派遣する隊員の看護師ら7人の出発式を伊丹駐屯地で開いた。府が設置した重症者専用の臨時施設などで活動する。
式では看護師の1人が「医療支援のため出発します」と報告し、野沢真総監が「よろしく頼む」と激励した。7人は、総監部の庁舎前から駐屯地の正門近くまで見送りに並んだ同僚の隊員や防衛省職員に敬礼で応え、マイクロバスで出発した。
府知事の要請を受けた災害派遣で28日まで。