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按針を大河ドラマに…書道展作品は550人の署名 横須賀

文化・科学 | 神奈川新聞 | 2020年11月7日(土) 05:00

市民書道展に自分の書と署名の巻物を出品した田口さん=横須賀市文化会館

 横須賀市民文化祭の市民書道展が6日、同市深田台の市文化会館で始まった。同市吉倉町のガス販売会社役員田口義明さん(72)が昨年、徳川家康の外交顧問を務めた英国人ウィリアム・アダムズ(日本名・三浦按針)ゆかりの地を巡る旅で出会った550人の署名も展示されている。

 田口さんは昨年1月から4カ月かけ、按針が漂着時に乗船していた船の木造立像(レリーフ)がある栃木県佐野市から按針臨終の地・長崎県平戸市までの約1500キロを踏破した。

 会場には、道中で三浦按針のNHK大河ドラマ化に賛同した人たちの署名が書かれた巻物4巻を展示。ゴール地点となった長崎県平戸市の黒田成彦市長をはじめ、一緒に歩いた人のメッセージもあり、田口さんは「楽しかった思い出がよみがえってくる」と懐かしむ。

 終盤の福岡県内で宿に困っていた時、自宅に泊めてくれた人のことを思い出して書いた「見ず知らず 人の宿借る 遍路かな」の作品も展示している。

 書道展は9日まで。入場無料。小学生から一般までの作品約400点を展示している。

 
 

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