神奈川の文化とスポーツの発展に功績があった個人・団体に贈られる第70回神奈川文化賞・スポーツ賞(県、神奈川新聞社主催)の贈呈式が文化の日の3日、県庁(横浜市中区)で行われた。
文化賞は、環境や文化に溶け込む建築を手掛ける建築家の隈研吾さんら4人に、今後の活躍が期待される未来賞は作家として活躍する宇佐見りんさんら2人に贈られた。
スポーツ賞には、全国高校総体(インターハイ)で水泳男子200メートル個人メドレーなど2種目を2連覇した小方颯さんら1人2団体が輝いた。
五輪イヤーの今年は、東京五輪柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿さんら6人にオリンピック賞、パラリンピックの車いすバスケットボールで銀メダルを獲得した古沢拓也さんら4人にパラリンピック賞が贈呈された。
賞は1952年に始まり、昨年までに文化賞は322人20団体、スポーツ賞は266人124団体(特別賞、オリンピック賞、パラリンピック賞を含む)、2001年創設の未来賞は36人2団体が受賞している。(尹 貴淑)
17人2団体の功績たたえ 神奈川文化賞・スポーツ賞贈呈
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記念写真に納まる神奈川文化賞・スポーツ賞受賞者ら=県庁大会議室(立石 祐志写す) [写真番号:887492]