茶がゆイメージのおむすび販売
カルチャー | 共同通信 | 2020年8月10日(月) 18:02
和歌山県田辺市で10日、「おかいさん」の愛称で親しまれる郷土料理の茶がゆをイメージしたおむすび「茶がゆ気分」が売り出された。この日にJR紀伊田辺駅前でオープンした市街地活性化施設での限定販売。早速味わった50代女性客は「郷土の味ですね」と笑顔を見せた。
ほうじ茶で炊いたご飯にキュウリの漬物や梅干しを混ぜ込み、塩のきいたほうじ茶の粉を振りかけたレシピは、田辺市の中学1年男子生徒が考案。地域の「おむすびコンテスト」で最優秀賞に選ばれた。みそ汁付きの2個セットで400円(税別)。
茶がゆは、米をほうじ茶や番茶で炊いたもので、近畿地方南部でよく食べられている。