今年も感染症対策を2022年3月2日

開催1ヶ月前からホール打ち合わせが続く


皆さん、こんにちは。
この数日の日中は暖かさが感じられる様になってきましたね。
コンクール会場との打ち合わせでも、最初はひんやりとした空気の中で梅の開花などを目にしていたのが、今では心地よい陽気に誘われて打ち合わせ後につい周辺を散策してしまうこともあります。

さて20日から始まる今回の「かなコン」で、上記の会場打ち合わせではやはりどの館でも「感染症対策」の変更に伴った説明とそれに対する主催者の対応がメインになっています。
利用団体には
①    来場者の名前と連絡先の把握
②    検温・消毒作業の徹底
③    マスク着用と会話・飲食の制限
④    客席利用のルール
⑤    利用時間の制限
などについて館が執る感染症対策に則っているかを確認します。
ただ、昨年と比べて「緩和された」と思える項目が増えている感はあります。
新型コロナも3年目になり、我々の意識も変化していることが挙げられます。正直、世間的に慣れが生じていることも否めませんし諸外国では規制撤廃の動きが増える中、執れる措置が変わらないこともホール側も利用者側もわかっています。あまり現実的ではない措置を課しても双方にとって有効でなく、2年目の対応として特に大きく困惑することはありません。多少の変更はある中で、現時点の対策について言及してみます。近々にホールを利用しての催事を考えている人に少しでも参考となりましたら幸いです。

来場者の把握については一般可なのか関係者に限定してなのかで、労力が大きく変わります。「かなコン」は今年も「関係者による来場」としました。関係者を先に限定することで仕込み作業に手間がかかるのですが、布石さえきちんと行っておけば当日の受付は混乱することはありませんし名簿提出も楽です。関係者ではなくてもきちんとまじめに聴いていただける人には対応するつもりでいますので、聴講希望の人は事前に連絡をいただく様にします。
検温作業では入り口に消毒液と検温モニターがセットになった装備を設けているホールが増えています。これがあれば受付でいちいち非接触型体温計で検温しなくても良いので、受付作業が大変はかどります。ですので、皆さん来場された際には必ずモニター検温を行ってください。よろしくお願いします。
消毒は受付、舞台袖での演奏前と後の計3回をお願いすることになります。ピアノを一人一人消毒することは不可能ですし、演奏者がきちんと手指消毒していれば問題ないとの館の判断ですのでそこは徹底したいと思います。ヴァイオリン部門とフルート部門については、舞台袖の消毒は必要ありませんが、伴奏者の方には都度お願いします。もし可能でしたら弾き終わって、楽器を片付けた後で手指消毒されると安心かもしれません。
今回、ユースピアノ部門では足台・補助ペダル(M-60)の用意を復活しました。悪天候の中やたくさんの荷物を抱えながら足台を持っての参加は大変ですので、利用者の消毒作業を条件に利用していただけます。希望者は受付の際にお申し出ください。

客席については今、着席不可の札を付けているところは私が打ち合わせたホールにはありませんでした。打ち合わせの際に札かけするかを聞かれますが、不要としました。ご家族であれば隣同士で座ることは普通です。一方、他人同士は自発的に席を空けて座っている人がほとんどです。また、有料のコンサートほとんどが全席利用しています。神奈川県のイベント用感染防止策チェックリストにも「収容率」(上限)を100%(大声なし)か50%(大声あり)に分けています。クラシックは当然大声なしなので100%収容で問題ありません。
利用上限時間については今のところ、ユースピアノ部門Aブロックの第2次予選会場の「海老名市文化会館小ホール」だけが18:00に制限されていますが、おそらくは時間内に収められるのではないかと思います。

あと気にされている方が多いと思いますが、恒例の会場別参加者氏名掲載紙面は3月18日に決まりました。楽しみにしていてくださいね。(tsuka)


神奈川県のホームページにある「イベント開催時のチェックリスト」1ページ目


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