新型コロナ2年目を迎えて2022年1月25日

あと2ヶ月たらずで今年のコンクール開催です
皆さん こんにちは。
このブログの冒頭で新型コロナのことを書くのは何回目なのか、自分でもわからないくらになります。
夏のデルタ株が収束しかかったと思ったら今度はオミクロン株で感染者(正しくはPCR陽性者なのですが)の急増が続いています。早くピークを迎えて下がって欲しいものです。
流行が早かった沖縄県では前週同曜日の人数比較がマイナスになっています。また感染力は強いが肺炎を起こす等重傷化のケースも少ないなど明るいニュースも出始めているので前向きに捉えて、コンクール開始時には収束していることを信じて行きましょう。
この様な状況の中でも今のところ支障なく行われている公演が続いています。年明け最初は音楽堂で1月15日に行われた神奈川フィル主催の「フレッシュコンサート」で、37回大会ユースピアノ部門県議会議長賞受賞者の米満希咲来さんが、チャイコフスキーのピアノコンチェルトを演奏しました。ずっと夢見て来た神奈川フィルとの共演が実現できた米満さん、コンサートのトリを務めた堂々たる演奏でしたよ。
また翌週の23日には、秦野で「新進演奏家の集い」という演奏会があり米満さんをはじめ、
原田怜さん(31回大会ユースピアノ部門県知事賞)、本田琳太郎さん(33回大会ユースピアノ部門ヤマハ賞)、山縣美季さん(35回大会ユースピアノ部門県知事賞、ピアノ部門第1位)が出演した、それはそれは豪華な催しでした。何か「かなコン」ユースピアノ部門の同窓会の様で演奏はもちろん昔話に花が咲くなど楽しいひとときを過ごすことができました。主催されたPTNA秦野ステーションの皆様に感謝いたします。
今週末(29日)にはイギリス館で恒例のサロンコンサートを行います。出演者はいずれも37回大会の受賞者でピアノの下山理子さん、ヴァイオリンの大山弘翔さんと清水遙子さん、フルートの二宮綾音さんの4名です。イギリス館をはじめ山手西洋館は感染症対策が厳しいところで、開催を危惧しましたが今のところ来場者数を絞って開催できます。
一方で中止になった催しもあります。聖光学院(横浜市中区)のラ・ムネホールというとても立派なホールで2月13日に行われる予定でした「新春チャリティーコンサート」(ボーイスカウト神奈川連盟維持財団主催)が「まん延防止等重点措置」期間中ということで中止に。この催しには37回大会の受賞者が3名出演する予定でした。「かなコン」受賞者がこのコンサートに出演するのは初めてで私自身もとても楽しみにしていたのですが、その他の出演者が和太鼓の団体や小学校の合唱団、チアリーディングなどクラシックに比べてリスクの高い演目だったので致し方ない決定だったかもしれません。
新型コロナに右往左往してはや2年。2年前は学校の一斉休校措置を受けて会場が全て休館となり中止。1年前は緊急事態宣言解除直後に20:00リミットで何とか最後まで行うことができました。
今年は今のところどの会場も休館や閉館の前倒しなどの措置は執っていませんが、先行きは不透明です。会場となる施設のホームページを逐次チェックして行きます。
運営面でも昨年と同様の対応になるかと思います。関係者に加え事前申し込み者による入場制限をかけて、更衣室の用意が難しかったので出来るだけ普段着で臨んで欲しいと思います。
*1月25日現在で参加申し込みはユースピアノ、ヴァイオリン、フルートの全部門で昨年の同時期を上回っています。このような状況でとてもありがたいことです。ユースピアノ部門ではB1のリリス(3月20日)とC3のフィリアホール(3月29日)が定員に達しました。締め切りまであと1週間ほど、今週中にいくつかの会場が定員になるかと思いますので、希望の会場が決まっている人はお早めに申し込みを。(tsuka)