1. かながわ音楽コンクール
  2. スタッフブログ
  3. 2021年最後は十大ニュース?で

2021年最後は十大ニュース?で2021年12月27日

夢にまで見たコンクールの再開


皆さん、こんにちは。
今年もはや年末。明日が仕事納めになります。年々1年を短く感じるようになってきました。
ついこの前、幼児の部で参加された人がもう来年小学校を卒業! 高校受験合格の吉報を聞いたばかりなのでもう大学受験! 本当に早いものです歳月の経つのは。
昨年から続いている新型コロナの影響で前回のコンクールが中止になって以降、交流の響きやチャレンジコンサートを経て第37回大会を実施した経緯や運営の苦労は以前このブログにも書きましたが、今にして思うと12月の「ジュエルコンサート」まで最後までよくできたなあと実感しています。
そんな心配の連続だった今年を振り返り、2021年最後のブログとなりますので個人的な「かなコン2021・10大ニュース」をまとめてみました。

第10位 「行くホール・来るホール」=ユースピアノ部門Aブロックで新たに「ハーモニーホール座間」が加わったいっぽう、最西端の会場「小田原市民会館」が60年の歴史を閉じました。来年は今年9月に開館した「小田原三の丸ホール」が変わって小田原エリアに加わります。

第9位「クリスタルコンサートをフィリアで」=毎年みなとみらいホールで平日に行っていたクリスタルコンサートを今回、週末にフィリアホールで開催しました。
会場が変更になったことで集客を不安視していたましたが、日曜日ということと音響の良いホールでしたので大勢の人にご来場いただき、最後まで残っていただきました。

第8位「本選を4年ぶりに音楽堂で」=ユースピアノとヴァイオリン両部門本選を4年ぶりに改修が終わった県立音楽堂で行いました。「木のホール」と謳う「かなコン」のホームグラウンド、運営中も温かいぬくもりを感じ「やっぱりいいなあ」としみじみ思いました。近隣に飲食店があれば完璧なのですが…。

第7位「ジュエルコンサートを新設」=クリスタルコンサートを卒業した人や中学生以上の入賞者を対象にしたジュエルコンサートを「サンハート・音楽ホール」で開催。1人の持ち時間を多くして、ミニリサイタルの場として演奏してもらう新たなコンサートです。来年も行います。お楽しみに。

第6位「交流の響きに2人出演」=毎年9月にミューザ川崎で行う、地方新聞社のコンクール上位入賞者による演奏会「交流の響き」に今回ユースピアノ部門から中村和輝さんとヴァイオリン部門から若生麻理奈さんの2人が出演しました。新型コロナの影響でコンクールが開催できない新聞社がある中、主催社として出演者の確保に努めました。

第5位「完成症対策に右往左往」=コンクールとコンサートは最後まで行うことができましたが、感染症対策に困惑した1年でした。入場時の検温に始まり手指消毒、マスク着用、椅子等備品の消毒に加え館独自の対策もあり、緊急事態宣言下であってもなくても余り変わりませんでした。

第4位「9年ぶりも4部門開催」=前年の中止を受けて、今37回大会は2012年開催の第28回大会以来9年ぶりに全4部門を開催しました。9年前は2011年3月のあの東日本大震災による中止を受けての全部門開催でした。あの時はコンクールの日程が超過密でしたが、トップコンサートも4組出演したり2台ピアノを演奏したりといろいろ大変でした。

第3位「各部門で前回を上回る参加者数」=全部門で予想を大幅に上回る参加者数となりました。ユースピアノ部門は3大会ぶりの700人台、ヴァイオリン部門も第29回大会以来の180人超え、隔年開催のフルート部門とピアノ部門もこの数年でトップクラスの参加人数でした。第38回も大勢参加してくださいね。

第2位「コロナ禍の中で2年ぶりに開催」=途中緊急事態宣言が2度発令され閉館時間の前倒しや会場の閉鎖も噂される中、なんとか最後までたどりつくことができました。次38回大会も執るべき対策は基本一緒になりますが、少しづつでも日常の方法に緩和できるところは戻していけたらと思っています。

第1位「大勢の方々に励まされました」=コロナ禍の中、会場やメールで参加者の皆さんから励まされ勇気をもらいました。「かなコン」を担当して10年目になりますが、今回ほど厳しく今回ほど担当して良かったと思ったことはありません。参加者の皆さん、ホール担当者の方、協賛社様、審査員の先生方、何かプログラムの挨拶文みたいになってしまいましたが、本当に大勢の皆さんに支えられていることを実感しました。ありがとうございました。皆様にとって来年が良い年でありますように!(tsuka)


フィリアホールで開催したクリスタルコンサトト


音楽堂で4年ぶりの本選(ユースピアノ部門幼児の部表彰式)


2人の入賞者が出演した交流の響き


今年は何はなくとも感染症対策