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課題曲について ユースピアノ編2021年11月18日

第38回大会の応募要項

皆さん、こんにちは。
あれだけ猛威を振るっていた新型コロナも10月以降はすっかり沈静化しています。現在横浜市の文化施設で採用している「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」が11月30日までとなっていて、状況次第では緩和の方向にシフトする可能性があります。一方でヨーロッパ主要国では再び感染が広がっていて、まだまだ油断はできません。来年のコンクールも現時点では37回大会と同様のルールで臨む予定でいますので、参加される皆さんに同様のご不便をおかけすることとなりそうです。ただ収束してホールでのコロナ対策も緩和されていれば、会場によっては更衣室の用意はしたいと思っています。

お待ちかねの第38回大会の課題曲が発表されました。どの部門も従来の主旨に沿って「この年代の人たちに学んで欲しいこと」を目的とした課題曲になっているはずです。
もちろん時代と共にその基準が変わったり(例:藝大の受験で平均律がなくなったり!)しますが、学ぶことに対する基本姿勢は不変のはずです。あえて難解な曲を選んだり、負荷の大きなシステムにする必要もありませんし、基本最後まで弾き切れる様に時間配分も考えて選曲しています。(ユースピアノ部門の中高校生の第1次予選は長いソナタの場合、途中で止めていただくこともあります)

前置きが長くなりましたが、各部門の課題曲に少し言及していきます。今回はユースピアノ部門についてで、次回はヴァイオリンとフルート部門に言及します。
ユースピアノ部門では幼児・小学校低学年でブルグミュラーの「25の練習曲」から4曲がエントリーしています。また、シューマンのユーゲントアルバムからは幼児~小学校高学年まで広範囲に亘って選出されています。1冊の楽譜にピアノを始めてからある年代まで学ぶべき課題が詰まっていることの証ですね。基礎がいかに大切かをこの2冊の楽譜から学んでいただきたいと思います。
また邦人の曲ですが、本選で対象になっている曲数が例年に比べて少なくなっています。(低学年1曲、中学年2曲)中田喜直賞を狙う人はその点を意識してください。
小学校高学年第1次予選(バッハ:インヴェンション)、本選(5分の自由曲)、中学生第1次予選(ウィーン古典派のソナタ第1楽章)、第2次予選A(バッハ:シンフォニアとスカルラッティのソナタ)、本選(7分の自由曲)、高校生第1次予選(ウィーン古典派のソナタ第1楽章か終楽章)、第2次予選(バッハ:平均律とエチュード)、本選(13分の自由曲)は例年どおりです。
また、よくお問い合わせをいただく「繰り返し」の件ですが、基本省略です。ただ、今回の要項にも幼児・小学生で12曲に「★繰り返しあり」の表記があります。本来であれば、楽譜の指定どおり全て弾ければ良いのですが、運営上の都合で繰り返しを割愛しています。ただ、演奏中でのカットよりは演奏者への心理的な負担が少ないと思います。それでも小学生までの曲で繰り返しをしても運営時間に影響があまり及ばないものは、少しでも長く演奏してもらいたいので「★繰り返しあり」としました。ただ、中高校生は基本「★繰り返しは省略(D.C、D.Sは除く)」ですので、注意してください。
それと今回は足台・補助ペダルを用意します(M-60)。前回は感染症対策の点から見送りましたが、参加者の負担軽減の点からも我々がケアすれば問題ないとの判断から復活しました。事務局のペダルを使用される方、ご協力をお願いします。

課題曲の発表と同時に申し込みもスタートしました。日程と会場は既に発表していますので、第1次予選の課題曲が決まったら速やかにお申し込みを。ユースピアノ部門は曜日に関係なく人気の会場から埋まって行きます。第1次予選はこれまでより少し変則的で最初の2日(3月20、21日)を終えたらブランクがあって5日間連続(26~30日)で続きます。
様々な事情で同日に複数会場での運営が難しくなっているので、今後はこの様な日数を増やしての開催で行う予定です。(tsuka)


第37回大会ユースピアノ部門・幼児の部表彰式


今回も検温、マスク、手指消毒はお願いすることになりそうです


少しでも以前の賑やかさが戻ればと思います


前回大賞の加藤亜咲美さんに続くのは