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交流の響き開催、そしてチャレンジコンサートへ2020年9月28日

交流の響き2020の出演者の皆さん

皆さん、こんにちは。
日中はまだ少し暑さを感じることもありますが、この数日ですっかり秋の陽気に変わってきましたね。日が暮れる時間も早くなって、行く夏を惜しむ気分になっています。
ただ、春先からの新型コロナウイルスが収束する様子もなく、季節の変わり目になっても何か気分的に晴れないモヤモヤ感をずっと引きずっています。(4,5月の頃に比べるとだいぶ恐怖心や絶望感は薄れて来ましたが)

19日からイベントの入場規制が緩和になった一方で感染症対策は変わらない中、9月26日に今年初めてホールでの演奏会を行うことができました。この時期恒例のミューザ川崎での「交流の響き」です。今年はかなコン同様、他の地方新聞社でもコンクールが出来ない所があり、11社の参加となりました。神奈川もコンクールが出来なかったのですが、主催者として辞退する訳にもいかず2年前のヴァイオリン部門準大賞を受賞された橘和美優さんにご出演いただき、素晴らしい「チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ」をご披露いただきました。楽屋が同室だった熊本代表の方からも「少しでも橘和さんのような素敵な演奏に近づける様に日々精進します」と感激のメールをいただきました。色々と制約がかかる中で来場者や出演者、そして我々事務局に感動を与えてくださった橘和さんに心から感謝いたします。これからの益々のご活躍、祈念しています。

そして来週には(10月4日)いよいよ「チャレンジコンサート」を行います。当初、トップコンサートとして予定していた県立音楽堂を、今年のコンクールにエントリーされた皆さんに自由曲で臨んでいただく“生演奏復活の場”と変えて開催します。当初65人定員でしたが70人を超えた為、期日前に締め切りました。参加者の皆さんには通知いたしましたが、とても厳しい感染症対策を施し行います。出演者と楽屋・舞台袖まで入られる付き添い者は外履きを履き替えることや、ピアノ上に持参のハンカチを置くことを禁止するなど、最初は「えっ?」と思うルールですが、少しでも感染リスクを下げる目的で実施してみます。ちなみに音楽堂ホール内は20分毎に空気が全て入れ替わる最新式の換気環境で、ステージ上の空気が客席に流れない様な設備が整っている様です。
皆さんどうか久しぶりのステージ演奏(しかも3年ぶりの“聖地”音楽堂!)を充分堪能してください。我々も感染症対策をきちんと執りながら、とても楽しみにしています。(tsuka)


神奈川代表として聴衆を魅了した橘和美優さん


一般入場者は事前申し込みで150人に限定


チャレンジコンサートの会場・県立音楽堂のホワイエには換気の為、扇風機を複数設置