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フォト・レポート 感染対策最前線2020年7月14日

1席空けてのコンサート鑑賞


皆さん、こんにちは。
この数日、国内では新型コロナウイルスの感染者数が再び増加していますね。とても心配になります。
そんな状況の中で恐る恐るではありますが、コンサートやコンクールが再開しています。映像配信や動画審査などで行う一方で、これまでどおり会場での生演奏を復活させているものも増えています。
もちろんしっかりと感染症対策を施した上での再開です。今月10日にイベントの人数制限が一段階緩和されたとはいえ客席数の半分以下という制約があるため、コンサートでは1席空けて座ったり、ステージに近い数列を着座不可にして運営しています。
コンクールは大半のところが「客席は無観客、入場は出演者+数名」で実施しています。
アルコール消毒液の設置や検温などで入場対策を行う他、来場者には名前、連絡先の情報を提出させる等、「感染者が出た際」の次なる対策をしっかり行うのは運営者の義務ですが、個人情報との兼ね合いもあります。また、鳴り物入り?で国が導入した感染者感知アプリがほとんど普及していないこともあって、どうやって速やかに危険を知らせるかが今後の問題点になってくると思います。

先日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われたコンサートを見学して来ました。ミューザ川崎は神奈川を代表する音楽ホールで、「かなコン」でも交流の響きという演奏会で年1回会場として使用しています。1,900人収容のホールに300人限定で行ったコンサートなのですが、観客が何人であろうと細心の注意を払って行うことには変わりありません。掲載したスナップから運営者の大変さが皆さんに伝われば幸いです。(tsuka)


入り口には複数箇所にアルコール消毒液が設置されています


体温検測モニターで入場者の検温を行っています


チケットの半券はお客さん自身がもぎります


プログラムは机置きで各自で取ります


ホワイエのベンチシートも1つ空けて座ります


ステージに近い席はシートを掛けて、飛沫対策を


座れない席には分かりやすい様にサインをつけて

この素晴らしいホールでまたコンサートを行いたい