トップコンサート雑感2019年10月11日
みなさん、こんにちは。
3連休には、また超大型台風が上陸する予報が出ています。前回関東に大きな被害をもたらしましたので、今回も充分前回並みの被害が予想されます。充分注意されて備えてください。
さて、10月6日(日)にトップコンサートが行われました。当日は午前中の雨も開場時間近くには止み、心地よい気候となり秋を感じる中での開催でした。2年ぶりの県立音楽堂でソリストが4人ということもあって大勢のお客様にご来場いただきました。
冒頭、ラグビーワールドカップのオフィシャルソング「ワールド・イン・ユニオン」を演奏しました。日本が好調で大会自体も大変盛り上がっていることもあって実にタイムリーなプログラムでした。
続いてソリスト達の演奏が始まり、最初に佐久山修太さんがトップコンサート初のラヴェルの「左手のピアノ協奏曲」、続いて山縣美季さんがトップコンサートでお馴染みのラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏して休憩、再開後は3大ヴァイオリン・コンチェルトから上野萌華さんのメンデルスゾーンを、東亮汰さんのブラームスを弾かれました。トップコンサートではメンデルスゾーンは7年ぶり、ブラームスはこれまた初でした。協奏曲4曲+オープニングで演奏時間は実に2時間20分でした。
終演後はいつもの通りお友達や先生がソリストを囲んで記念撮影や談笑でホワイエが賑やかに。お花や記念品が今回もたくさん届けられていました。お客さんたちも帰り、出演者が会場を去って行く姿を見送る時は無事に終わった安堵感とともにこれで「かなコン」を卒業されて、もうコンクールに来られないのだという寂しさがこみ上げて来ます。寂しいなあ、ほんとに。
でも今回も会場にコンクールでお馴染みの人が大勢来場されていました。次のトップコンサートの有力候補、出してあげたい人、2,3年後に出演しているかも知れない人、そして10年後?の出演者となる幼児の部に参加された人!皆さん、佐久山さん、山縣さん、上野さん、東さんの演奏を聴かれて「次は私が」「いつか僕も」と思われたのではないでしょうか。
待っていますよ、次のコンチェルト演奏者を!
いつもならこれでコンクール事業も終了なのですが、今年は最後に「交流の響き」があります。19日にミューザ川崎で14時からスタートします。神奈川トップクラスのホールが入場無料、ミューザの音響を体験できるとても良い機会ですので、お時間のある人は是非お越しください。神奈川代表は今年のヴァイオリン部門・県知事賞を受賞した小島孝恵さん。出演順は最後ですので16時過ぎからの登場です。今度はミューザでお待ちしています。(tsuka)