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アンケート集計結果をお伝えします(前半)2019年6月18日

皆さん、こんにちは。
先週の低温で風邪をひき、喉を痛めてしまったので美声(?)をお聞かせすることができない状態です。先日も、よくご存じの入賞者のお母様に電話をした際に「どちら様ですか!?」と訝しがられました(悲しい!→スマホだったら絵文字なのに)。

さて、今回はコンクールの第1次予選で募りましたアンケートの集計結果をお伝えいたします。皆さんの回答から「かなコン」がどう思われているのかがはっきりしてとても参考になりました。
回答数はユースピアノ部門87人、ヴァイオリン部門8人、ピアノ部門5人の合計100人、やはりというべきかユースピアノ部門の人が圧倒的に多い回答数でした。指導者の方が他の部門よりも大勢会場に来られていたことや親御さんのコンクール運営に対する関心の高さがこの数に表れています。
設問は、「参加回数、かなコンを知ったきっかけ、参加動機、課題曲と日程に対する3択、参加料の徴収スタイル、良い点悪い点、フリースペース」となっています。

参加回数では初めて=45人、2回目=25人、3回目=7人、4回目=4人、5回目以上=11人(最多は10回目)でした。回答者の半数近くの人が初めて参加された人だったので、過去との比較ではなく他のコンクールとの比較で2問目以下の回答されているのではないかと思います。
知ったきっかけと参加動機はリンクしていました。通っている教室や習っている先生がきっかけで「かなコン」を知り(63人)、先生の勧めで参加した人(34人)が多い、つまりは指導者にどう思われているかがコンクールの参加にとって大変重要な要素になるということです。またチラシ(5人)や新聞(2人)などの文字媒体よりもホームページ、友人・知人(いずれも10人)等ネットや口コミが情報収集のメインになっています。
動機で一番多かったのは「力を試すため」(41人)で、自分の今の実力を客観的に知る手段としてコンクールを活用しているようです。この点に最も訴求するのが「審査講評」だと思います。今回からユースピアノ部門でもヴァイオリン部門同様、審査員直筆の講評を送ることをしました。審査講評についての評価は後述しますが、直筆の講評は今後も続けます。舞台慣れ・経験(13人)との回答も多く、本命は別のコンクールと捉えている人もこの中に含まれているようです。

次いで課題曲についてです。長さに関しては「ちょうどいい」(64人)→短い(16人)→長い(6人)でした。また難しさについても「ちょうどいい」(58人)→難しい(14人)→易しい(11人)でした。「ちょうどいい」と思っている人が大半でしたが、それ以外を選んだ人の回答こそ注目しなければいけないと思います。「短い」と回答されたのは、ユースピアノ部門の「幼児の部」と「小学校低学年の部」でしょうか。この2つに関しては思うところがあるので別の機会に書くことにします。曲の難易度はユースピアノの場合は4曲程度からの選択性ですが、もう少し難易度に差をつけるべきなのか迷うところです。今回ユースピアノ部門の課題曲は「低学年が易しく、中学年が難しい」と言われています。学年による固定よりもピティナのような年齢上限を設けて、どこでも受けられるようにすればこの点はクリアしますが、それが適切なのかは疑問が残ります。
その点ヴァイオリンでは小学校中学年までは2択で単純に易しい曲と難しめな曲と明確に分かれています。難しい曲を選んだ方が進出しやすいかというとそうでもなく、選んだ曲をきちんと弾けたことがより良い審査結果になっていました。

次に開催間隔についてです。ユースピアノ部門参加者はピティナを意識している人が多く、本選をもう少し早く終えて欲しいという要望が多かったです。回答は1次~2次が「ちょうどいい」(64人)→短い(17人)→長い(16人)、2次~本選が「ちょうどいい」(66人)→短い(15人)→長い(15人)でした。以前の様に第1次と第2次を春休み期間で圧縮して行うようなことは今後ないと思いますが、第1次=春休み前半(3月下旬)、第2次=4月のゴールデンウィーク前、本選が5月上旬(1~5日)で固定できればいいかなと思います。

意外な結果だったのが参加料の徴収方法です。従来どおり一括(58人)が大半でしたが段階別の課金制(24人)も予想外に多く、課金制に抵抗感がないことが分かりました。ただこれは第1次予選を値下げして欲しい=第1次予選で終わった場合参加料が高い、という意思表示と捉えています。課金制は一括方式よりも公平性はあるように思えますが、「かなコン」の土壌には合わないことと、仮に参加料を10,000円に値下げした場合、試算すると本選に進まれる人には恐らく今の3倍近い出費をお願いすることになります。これでは私としても採択はしたくありませんし、審査委員長の中には「課金制ではないのが、このコンクールの良さだ」と言及される方がいらっしゃいますので、課金制への移行は実現性が乏しいです。
 良い点、悪い点、そして寄せられているご意見については次回発表します。(tsuka)