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ヴァイオリン部門本選終わりました!2019年5月27日

皆さん、こんにちは。
真夏かー!と思えるほど強烈な日差しが照りつける日が続いています。26日にみなとみらいホールで行われたヴァイオリン部門本選も、まさに“盛夏”のような日でした。

そして、2年ぶりに受賞者が出ました!「一般の部第1位」。今回は本選のステージで演奏された一般の部の3人は皆、高評価ですんなり3位まで決まりました。第1位の東亮汰さんと第2位の上野萌華さんは本選全員を通じても堂々の1位、2位でした。第3位の杉山和駿さんは2年前に準大賞(神奈川新聞社社長賞)を受賞されています。この部は昨年まで全てのステージで自由曲だったのを、「参加者は減るかもしれないが、明確な意識を持った実力者に受けてもらうために」という篠崎史紀審査委員長の提案で第1次予選、第2次予選とも課題曲を設けて本選のみ「20分以内」の自由曲に変更して実施、見事目的どおりの結果となり、正直ホッとしました。
高校生以下に目を向けると、「神奈川県知事賞」には中学生の部最優秀賞の小島孝恵さんが輝きました。小島さんは第28回大会(2012年)から8年連続参加され、なんと7回本選進出、うち5回受賞というとてつもない実績の持ち主です。本選進出者2人と第2次予選では厳しい評価だった高校生の部では最優秀賞の福山芙蓉さんが準大賞の「神奈川新聞社社長賞」を受賞しました。

と、ここまでは上の学年が健闘しましたが、これ以下の賞は小学校低学年と中学年の独壇場でした。「神奈川トヨタ賞」は小学校低学年の部最優秀賞の廣川心海さんが、「ヤマハ賞」は小学校中学年の部最優秀賞の渡部勇一さんがそれぞれ受賞、この2つの部は第2位以下も高評価だったのでその他6つの賞も全て彼らに贈られました。小学校中学年では小学生が対象の「ありあけハーバー賞」をこの部2位の西尾美香さんが、新設の「横濱ロータリークラブ会長賞」は岡本琥太郎さんが受賞。小学校低学年に至っては山崎結愛さんが「神奈川県教育委員会教育長」、海谷武志さんが「神奈川県議会議長賞」、前田早紀さんが「神奈川新聞厚生文化事業団賞」(新設)、橋本千輝さんが「神奈川新聞社賞」と7人中5人も受賞者が出ることとなりました。その他「小学校高学年の部最優秀賞」は唯一の6年生・山根由大さんが受賞しました。みんな、大きくなってもヴァイオリン、続けてね。

先週終わったユースピアノ部門と併せて大きなヤマを2つ終えることができました。そして毎年の光景ですが、今年もユースピアノ、ヴァイオリンとも第1次予選から演奏後に涙を浮かべていたり、放心状態で舞台袖から出てくる人を何人も目にしました。皆さんまだ習い始めて余り時間(10年も??)が経っていない人ばかりです。これから長く音楽を続けて行くなら、上手くいかないことなんて何度となく訪れるはずです。真剣に臨んでいる皆さんに「気にするな」なんて軽々に言える立場ではありませんが、舞台上で1曲を弾き切ったことで失敗したこと以上に得られたものもあったはずです。見るのも嫌かもしれませんが、失敗した時こそ審査員の先生の講評を読んでください。暖かい言葉で弱点の克服や次に繋がるアドバイスが書かれているはずです。「かなコン」の審査員は、皆さんがより上達するためのアドバイスができる一流の方々にお願いをしているのですから。

さあ、残すは1週空いて6月9日の「ピアノ部門」本選のみ。45分を超える演奏を6人が行う“濃密な”1日となります。(tsuka)