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ヴァイオリン部門第1次予選が終わりました2019年4月8日

皆さん、こんにちは。世間が「令和」で盛り上がっている中、土日の2日間、ヴァイオリン部門の第1次予選が行われました。
余談ですが、菅官房長官が記者会見で掲げていたあの額の文字ですが、神奈川新聞の主催事業でお馴染みの方が書いたんです!
もうひとつ余談ですが、第1日目の緑区民文化センター「みどりアートパーク」は4月から神奈川新聞が指定管理をしています。どこか催し会場をお探しでしたら、ぜひ候補としてお考えください。
さて、今回の通過者は62人で参加者は148人ですから、約42%の進出率になります。1日目の「みどりアートパーク」が72人参加で29人進出(進出率40.3%)、2日目の「杉田劇場」が76人参加で33人進出(進出率43.4%)となっています。では部別の傾向をお話します。
幼児の部では皆さん、健闘が光りました。18人中10人が進出、5割を超えるパーセンテージです。中にはユースピアノ部門にも出場された人もいました。ユースピアノ部門に1年遅れて始まった幼児の部は今回で4回目となるのですが、今回人数も増えたことでレベルも上がりました。幼児の皆さんには出来るだけ演奏できる機会を設けてあげることが大事だとの審査員の考えから他の年代よりも進出率が高くなりました。
小学校低学年の部は28人と一番参加者数が多い年代で13人が進出、進出率も46.4と幼児の部を除くと一番高い値となっています。課題曲では難しい方のヘンデルのブーレを選んだ人が20人と圧倒的に多く、それに比例して通過者のうち11人がヘンデルでした。
一方24人中、10人が進出した小学校中学年でも2曲からの選択となっていて、こちらも難しい方のヘンデルのソナタ第4番を選ぶ人が多かったです。ただ、この曲が難しかったと言われた審査員も多く、少し曲の難度に差がありすぎたのかも知れません。曲別での比較ではバッハのブーレは10人選択で3人進出、進出率30%なのに対してヘンデルのソナタは14人選択で7人進出、50%の進出率でした。
小学校高学年~高校生の部では進出率が40%を下回っています。小学校高学年は19人参加の7人進出で進出率が36.8%、中学生では22人参加の8人進出で進出率が36.4%で、両部ともあと1人進出していれば40%を超えますが、会場毎の進出となっていますのでその程度の差は仕方がないのかもしれません。両会場とも審査員が進出させたい人はきちんと進めたので、進出できた人とそうでなかった人とは差が大きかった様に思います。
高校生と一般の部は対照的な結果で、高校生の進出率が33.3%、一般の部は43.8%でした。杉田劇場の高校生は審査結果が芳しくなく進出目安をかなり下回りました。逆に一般の部の評価が高く多めの進出となりました。審査員からは高校生の課題曲も難しかったとの声もありましたが、下の人たちの見本となるような演奏を披露して欲しいので一層の奮起を促したいと思います。
一般の部も毎回、ここまでは期待が持てるのですが何故か第2次予選で厳しい結果が続いています。今回こそ、第3位までの入賞を競う位の本選進出者数が出てもらいたいと切望します。なんと言ってもこの部がトップコンサート出演に最も近い部なのですから。
最後にお詫びがあります。ヴァイオリン部門第1次予選のプログラムで、一般の部の課題曲が「モーツァルト:ロンドニ長調 K.373」と表記されていますが、正しくは「ハ長調」です! 10ページの課題曲一覧ではちゃんと「ハ長調」になっているのに………。調弦をお願いしたスタッフの方から「ニ長調を調べても出てこないですが??」と指摘されてしまいました。会場ではどなかたからも指摘や質問がなく皆さん平然と弾いていたので、モーツアルトのロンドは「ハ長調」が常識なんだろうなあと思っていたら、ロンド「ニ長調」はピアノ曲でした! お恥ずかしい限りです。
今週末(13、14日)には最後の部門「ピアノ部門」の第1次予選があります。場所は東神奈川のかなっくホールで10:30開演です。課題は自由なので今日日の高校生・大学生が弾きたいピアノ曲がぎっしり詰まっています。他部門と一緒で入場無料です。またこのサイトにプログラムをアップしますので、お時間のある人は聴きに来られては如何でしょうか?
将来、弾きたくなる曲ときっと出会えると思いますよ。(tsuka)