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紙面特集と記念コンサート・前半のお知らせです2018年6月27日

 皆さん、こんにちは。

 早いもので今回のコンクールを終えて、間もなく1ヶ月が経とうとしています。前に書いたように今の時期の事務局は、一息つきながらも8月からの記念演奏会の準備を進めています。

 昨年までは全部門が終了後、1ヶ月以内に「入賞者特集」紙面を掲載していましたが、事務局員から「せっかくこの時期に特集を掲載するならば、記念演奏会の情報ももっと入れたい」という意見が出ました。今回から掲載時期を後にずらして、「入賞者&記念演奏会出演者」の内容で3ページの特集にします。掲載は7月第1週を予定しています。

 現在、各記念演奏会に出演いただきたい人から承諾書とプロフィールや演奏曲目を回収しています。記念コンサートの予定として8月11日(土)15時開演の「サマーコンサート」。会場はエリスマン邸で、フルート部門とヴァイオリン部門の一般の部入賞者のお二人が出演予定です。山手西洋館でのサロンコンサートは年間3~4回を予定していて、中学生以上の方に出演していただこうと思っています。

 恒例のみなとみらいホール小ホールで行う「クリスタルコンサート」は、24日(金)15時30分に幼児の部入賞者からスタートします。ピティナ終了間際だったり、すでに学校が始まっていたりと慌しい時期ですが、例年皆さん大変積極的にご出演いただいています。このコンサートは1998年に実業家の奥様のご好意から始まったもので、来年の20周年は何か記念になるようなことをやってみたいと思っています。幼児の部15人、小学生13人の合計28人による約3時間の長丁場となりますが、お友だちの演奏をぜひ聴きに来てください。来年はご自分が出場するかもしれませんよ。出場する人の何人かの演奏をピティナの地区予選で聴いてきました。皆さん通過していましたので、クリスタル当日が楽しみです。

 9月に入ると22日(土)に「交流の響き」が行われます。会場はミューザ川崎。かなコンをはじめ、新聞社が主催・共催する他県の音楽コンクールの入賞者14人にパイプオルガンの演奏を加えた、これまた2時間以上のコンサートです。神奈川代表としてユースピアノ部門小学校中学年の部最優秀賞と神奈川トヨタ賞受賞者の近森七海さんが出演されます。神奈川を代表するコンサートホールを使うのはこの1回だけの機会なのでご来場されてはいかがでしょうか。普段は敷居の高いホールも自分と年齢もキャリアもあまり変わらない人が出演する無料のコンサートなので、ふらりと訪れるには良い機会かと思います。

 9月にはもうひとつ、山手西洋館のベーリックホールで館主催の「リビングコンサート」にかなコン入賞者が3人出演します。8日(土)の14時開始予定です。

 各部門の最上位入賞者が神奈川フィルと共演する「トップコンサート」は10月7日(日)です。会場はユースピアノ部門本選で使用したやまと芸術文化ホール・メインホール。おととしの11月にオープンした真新しいホールで、音響やアクセスの良さなどもあって話題になっている会場です。いつもの神奈川音楽堂とはまた違った雰囲気で、今からワクワクします。出演者はユースピアノ部門県知事賞の島村崇弘さん、ヴァイオリン部門同賞受賞者の中嶋美月さん、フルート部門は高校生の部最優秀賞の古賀愛末さんです。フルート部門で高校生がトップコンサートに出場するのは初めてではないかと思います。それだけ審査員の評価が高かったのです。

 この後も来年3月まで入賞者を対象としたコンサートを予定していますので、まだお声が掛かっていない人は「次は自分の番だ!」と思って待っていてくださいね。9月までにはご連絡します。それと7月の特集を楽しみにしてください。各部門の評論家の先生による講評も掲載します。(tsuka)