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課題曲が発表されました。2018年11月21日

 皆さん、こんにちは。すっかり寒くなり、もう冬の様相を呈して来ましたね。

 さて、皆さんお待ちかねの第35回大会の課題曲が11月21日の神奈川新聞に掲載されました! 発表前から「いつ、発表されますか?」「傾向に大きな違いはありますか?」等々お問い合わせに対してはっきりと答えることができませんでしたが、やっとすっきりコメントできます。

 35回の一番のトピックスはピアノ部門(旧シニアピアノ部門)の参加資格が15歳に引き下げられたことです。大学生以上が対象だったピアノ部門に高校生がチャレンジできるようになりました。もちろん高校生はユースピアノ部門にも参加できるので、2部門からエントリー可能です。昨年の日本音楽コンクール・ピアノ部門でも大学生、社会人を押しのけて見事に高校生が第1位になりましたね(この模様をNHKが年末にドキュメンタリー番組として放送していました)。

 「かなコン」でも大学生を超える高校生が出現するかもしれません。現にヴァイオリン部門では年によって一般の部(大学生以上)よりも高校生以下の入賞者に対する評価が高いのですから、大いに期待できます。来たれ!才能溢れる高校生!

 ピアノ部門の課題曲は第2次予選で変更があります。前回、モーツァルトのソナタだったB群にベートヴェンとハイドンが加わり選択の幅が広がりました。また、第1次予選から本選にかけて暗譜でなくても良しとなっています。ただ、曲の重複は不可ですので注意してください。

 さて、期待をかけているヴァイオリン部門一般の部では、これまでの「全て自由曲」から本選以外は課題曲を設けました。篠崎審査委員長はじめ審査員の「一般の部にも、明確な目的意識を持たせるために課題曲を導入しよう」という意向です。

 今回は第1次予選がモーツァルトのロンド、第2次予選がバッハの無伴奏とパガニーニのカプリース。バッハの「フーガ」が難関ですが、2つの予選を通過した人が本選では、任意の協奏曲で勝負します。今回はぜひ、第1位の人が選ばれることを切望します(毎回言っている様な気がします…)。

 その他のヴァイオリン部門では、小学校低・中学年の第1次予選が今回も2曲選択となっています。多少難易度の差はありますが曲による有利不利はありませんので、弾いてみたい方で臨んでください。タングラの「エア・バリエ」から主題の違う2曲が採用されました。小学校中学年本選と小学校高学年第1次予選です。

 ここから「かなコン」では小学生に大事なことは何なのかを知ってもらえるはずです。どこかのコンクールみたいに、いきなりバッハの無伴奏はないです。そして中学生ではローデのカプリース、高校生ではバッハの無伴奏と第2次予選は定石どおりで本選も昨年同様の協奏曲のラインナップです。

 ユースピアノ部門は幼児、小学生の第1・2次予選が4~5曲の選択です。このスタイルは毎回決まっていますが、曲目が新しいものや過去に出題されたもので構成されています。ブルグミュラーの「25の練習曲」やギロックは幼児と小学校低学年の定番になっています。新しいところではスチャストニー、ツェルニーあたりでしょうか。ランティエも2度目の課題曲です。

 小学校中学年第1次ではA群ではバッハ、ヘンデルがB群では邦人曲がメインになっています。第2次もハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンとお馴染みのソナタ・ソナチネからの曲ですね。バッハは小学校高学年でインヴェンション、中学生でシンフォニア、高校生で平均律と、どの年代でも課題になっていますので、「かなコン」では避けて通れない作曲家です。

 中学生、高校生の課題曲は中学生の第2次予選で入れ替えがある他は変わっていません。ただ高校生の部本選の上限が15分から13分に短縮されたので注意してください。

 申し込みも募集要項(サイズが変わりました)に付属の振り込み用紙を使っての振り込みとピティナの提携コンクールサイトから申し込みできます。

 それでは3月以降に、また会場でお会いできますことを楽しみにしています。(tsuka)