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写真家・新山清の生誕100年展が開催、斬新な感性の140点展示/横浜

神奈川新聞 | 2011年9月28日(水) 13:02

「父の写真からは、ぞくぞくしながら撮っていた感じが伝わる」と話す新山洋一さん=横浜赤レンガ倉庫1号館
「父の写真からは、ぞくぞくしながら撮っていた感じが伝わる」と話す新山洋一さん=横浜赤レンガ倉庫1号館

戦前から戦後にかけて、主に現代的な風景写真を手掛けた新山清(1911~69年)の「生誕100年 新山清の世界」展が、横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区)で開かれている。10月2日まで。

新山は1930年代から写真を撮り始めた。戦後の一時期は写真に関する活動に専念したが、体調を崩したことをきっかけに旭光学(現在のペンタックス)に入社。その後亡くなるまで、会社勤めをしながら写真家として活動した。

会場に並ぶのは、波に洗われた海辺の岩や、雪をかぶった木などを独自の視点で切り取った約140点。作品からは、撮影から40年以上過ぎているとは思えない斬新な感性があふれる。

企画したのは、新山の長男の洋一さん(67)。写真用品を扱う会社とギャラリーを経営しながら、父の写真を少しずつ公開してきた。近年は海外でも作品を展示し、再評価の機運が高まったことから「国内でももっと見てほしい」と写真展を開いた。洋一さんは「ぜひ若い人に見てほしい。きっと写真が好きになると思う」と話している。

入場無料。午前10時~午後7時。問い合わせは、コスモスインターナショナル電話03(3494)8621。

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