鎌倉市内の寺院などを巡る鎌倉十三仏詣を通じ、鎌倉の寺社の魅力に触れてもらうための特別企画が、2月7日から3月15日まで行われる。期間中に僧侶と十三仏を巡る企画や、体験座禅などを含む特別参拝が催される。鎌倉十三仏詣実行委員会の主催。
南北朝時代に始まったとされる十三仏信仰は、十三仏霊場の各寺院の朱印を集めて棺(ひつぎ)に入れると、死後極楽浄土に旅立てるなどというもの。全国各地に霊場があり、鎌倉では明王院、浄妙寺、本覚寺、寿福寺、円応寺、浄智寺、海蔵寺、報国寺、浄光明寺、来迎寺、覚園寺、極楽寺、成就院が十三仏を祭る。
企画は昨年に続き2回目。昨年の好評を受け、(1)1番札所の明王院副住職とともに、2日間で十三仏と鶴岡八幡宮を巡る企画(2)十三仏など各寺院での特別参拝―を行う。
(1)は2月15~16日、23~24日(以上往復はがきで1月31日必着)、3月3~4日、14~15日(同2月15日必着)の実施で、約30人の先着順(1万6500円)。(2)は各寺院1月20日必着で、抽選で30人(千円)。詳細の問い合わせは、実行委員会事務局電話0467(40)3030。
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