今年1年の無病息災を願う七草粥とどんど焼きが11日、南足柄市広町の足柄森林公園丸太の森・古民家で行われた。今年からどんど焼きが加わったとあって、例年より多くの家族連れなどが訪れ、熱々の団子を頬張っていた。
家族連れや熟年グループらが座敷や土間のいろり端でセリやナズナなどを炊き込んだ100食限定の七草粥とみそ汁、漬物に舌鼓を打った。
前庭で初めて行ったどんど焼きでは、竹ざおの先に針金でつり下げた団子を火にかざした。5分ほどで焼き上がり、しょうゆを付けて頬張った。家族や親類など6人で足を運んだ南足柄小学校3年の女児は「七草粥はトロトロでおいしかった」。同小6年の男児2人は「どんど焼きは顔が熱くなった」「今年の目標は中学生になったら部活も頑張ること」と笑顔で話していた。
【神奈川新聞】