
J3YSCCは27日、横浜市中区内で「シーズン感謝の集い」を開き、集まったスポンサーら関係者約200人にJ3初年度の戦いぶりなどを報告した。
今季の成績は4勝12分け17敗の勝ち点24で、12チーム中で最下位に終わった。来季の続投要請を受けている有馬賢二監督(42)は「選手たちは練習から手を抜かず、戦い抜いてくれた。今後のさらなる支援をお願いします」と頭を下げた。
1986年のチーム発足から一歩ずつ段階を踏み、ついにJリーグへと舞台を移した。大きな変化のあった今シーズンを振り返り、吉野次郎理事長(49)は「28年間、コツコツと積み上げてきたものが成果として出た。今年の経験を糧に選手、スタッフ、一同で頑張っていきたい」とあいさつした。
チーム最多の10得点を挙げた主将のMF吉田明生(27)は「より多くの方に『楽しかった、興奮した』と言われる試合ができるように努力していきたい」と来シーズンの飛躍を誓った。
【神奈川新聞】