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フラガールに光 被災地の復興への歩み 逗子で12月上映会

神奈川新聞 | 2014年11月21日(金) 03:00

(c)「がんばっぺ フラガール!」製作委員会(ジェイ・シネカノン、Yahoo! JAPAN 他)
(c)「がんばっぺ フラガール!」製作委員会(ジェイ・シネカノン、Yahoo! JAPAN 他)

東日本大震災や原発事故に見舞われながらも、復興へ向け懸命に歩む人々を記録したドキュメンタリー「がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま」(小林正樹監督)が12月9日、逗子文化プラザ(逗子市逗子)で上映される。舞台となる福島県いわき市の観光施設「スパリゾートハワイアンズ」の経営会社顧問・坂本征夫さんも講演する。

逗子市と市教育委員会、葉山町などの主催。「人権啓発・教育講演会」として毎年この時期に開催しており、震災以降は特に被災地をテーマにした映画を中心に上映している。

ハワイアンズは1966年1月、炭鉱時代に湧いた温泉を利用したリゾート施設としてオープン。「東北のハワイ」と親しまれてきたが、2011年3月の震災と原発事故により休業を余儀なくされた。避難住民に一部施設を提供しつつ、フラダンサーによる全国キャラバンを敢行し、営業再開へと歩む姿に迫ったのが今回の上映作品だ。

経営会社「常磐興産」の顧問で、ハワイアンズのオープンや震災、復興に深く関わった坂本さんは、「ハワイアンズの挑戦」と題して講演。併せて全国中学生人権作文コンテストの逗子市内の入賞者の表彰や朗読なども行われる。

参加無料。上映は午後2時、同7時25分からの2回(各回先着100人程度)。坂本さんの講演は同6時15分から。問い合わせは、市教委社会教育課電話046(872)8153。

【神奈川新聞】

 
 

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