秋の風物詩として親しまれている菊花展が、横浜市中区の三渓園で開かれている。白や黄色など色とりどりに咲き競い、来場者の目を楽しませている。
厚物や管物といった大菊のほか、県内では同園でしか展示されないという江戸菊など、横浜菊花会の会員が育てた約500点が並ぶ。同会によると、ことしは9月が涼しかったため、例年より開花が4~5日早いという。松島恒雄会長(73)は「会員の丹精込めた力作を見てほしい」と話している。
24日まで。期間中は同会による菊の見どころのガイド、苗の販売も行われている。問い合わせは、同園電話045(621)0634。
【神奈川新聞】