城下町の秋を威勢のいい演舞が彩る「ODAWARAえっさホイおどり」が20日、小田原市城内の小田原城址公園などで始まった。小田原箱根商工会議所青年部などでつくる実行委員会の主催で16回目。
えっさホイおどりは、「猿子」と呼ばれるオリジナルの鳴子を手に、小田原ゆかりの童謡「おさるのかごや」のフレーズを盛り込んだ曲に合わせて踊るもの。
ご当地・小田原をはじめ静岡、千葉県などの県外から約50団体、総勢約1500人の踊り手が参加。老若男女が色とりどりの衣装を身にまとってステージに上がり、笑顔でキレのある動きを披露すると、多くの観客が拍手や歓声を送っていた。
近くに住む女性(67)は「初めて見に来たが、元気があっていいですね」と目を細めていた。
21日は午前10時から。お堀端通りでのパレードも予定されている。
【神奈川新聞】