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【夏休み企画 宇宙の神秘学ぼう】研究進む「宇宙エレベーター」~神奈川大

神奈川新聞 | 2014年7月15日(火) 11:33

技術競技会向けクライマー(神奈川大学提供)
技術競技会向けクライマー(神奈川大学提供)

日帰りも夢じゃない?

宇宙がぐっと近くなる-。地球上と宇宙をつなぐ「宇宙エレベーター」の実現に向けた研究が神奈川大学で行われている。将来の生活が一変する可能性を秘めた研究開発が世界中で進む一方、教育現場にも応用が広がっている。

6年ほど前から研究に取り組んでいる同大学工学部教授・江上正さんはメリットの一つとして、「宇宙太陽光発電システム」の建設に役立つと話す。さらに宇宙資源開発が進めば地球資源問題の解決にも寄与できるといい、暮らしに深く関わる存在になりそうだ。

ものづくりや人材育成の観点から高大連携も進む。6日には同大学横浜キャンパスで、県の大学発政策提案事業に採択された企画に参加する高校生の軽量クライマー(昇降機)試走会が行われた。幕張メッセで催される「宇宙博2014」(7月19日~9月23日)でもクライマーを紹介する予定。

「ロケットと違い、宇宙飛行訓練の必要がなくなりますよ」と江上さん。宇宙エレベーターを使えば、国際宇宙ステーションの高さまで片道2時間で到着する計算だ(時速200キロの場合)。宇宙までの日帰り旅行だって夢じゃないかも?

◆宇宙エレベーター

地球上と宇宙をエレベーターで結ぶ、ロケットに代わる新たな輸送機関の構想。高度3万6000キロメートルの静止軌道上から地球側・宇宙側双方にケーブルを伸ばしてバランスを保つ仕組みで、1960年代にアイデアが出された。ロケットに比べて輸送コストを大幅削減でき、安全かつ気軽に往来できると考えられ、ケーブルに使う素材(カーボンナノチューブ)の改良などが課題とされている。


技術競技会向けクライマーの実演風景。神奈川大学江上研究室が製作した=6日、同大学横浜キャンパス(同大学提供)
技術競技会向けクライマーの実演風景。神奈川大学江上研究室が製作した=6日、同大学横浜キャンパス(同大学提供)

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